ものづくり補助金の17次公募の採択結果が公表されました。
応募者数:629 採択者数:185 採択率:29% と言う結果でした。
前回16次公募では
応募者数:5608 採択者数:2738 採択率:48% でしたので
応募者は大幅に減り、採択率も大きく下がりました。
省力化枠のみの公募で、締め切りが12月10日と厳しいことから、
応募を見送った企業も多かったのかもしれません。
18次も12月10日締め切りなので、ますます補助事業完了は厳しくなります。
その意味で、補助事業を確実に完了できることが見込まれる実現可能性に重点を置いた採択となったのでしょう。
業種は地域の偏りも感じます。業種はほとんど製造業です。サービス業はほとんどないです。
地域は、東京が10件と少ないです。富山県9件、石川県11件なので、地方(なかでも北陸)優位の感は否めません。
通常の採点基準の他に、実現可能性、地域性などが加味されての結果と感じます。
事業再構築補助金の見直しもされており、それに引きずられる形で、ものづくり補助金の内容も変ってきているのでしょう。その変化を踏まえての準備が必要になっています。